第三回先進科学塾@名大は、12/8(土)、12/9(日)に開催されました。

今回は『私も出してる電気信号』と題して、人の体を流れる微弱な電気信号を測定しました。

写真中央に写っているのは、今回の講師を務めた清水先生。　

8日は中学生の参加者が多く、親子でいらっしゃる方もみえました。親御さんにも実験に参加していただきました。

電気信号の観察には、オシロスコープを使います。電源からくる信号を観察し、オシロスコープがどのようなものか学んでいきます。

オシロスコープの使い方がわかったところで、次は自分でハンダ付けしたアンプを使って心電図の測定に挑戦しました。しかし最初はきれいな信号がとれず、たくさん試行錯誤を繰り返しました。

そして得られた心電図が下の写真です!失敗を繰り返しながらも、どうしたら上手くいくか?　を考え、何度もチャレンジすることの大切さを、私自身、改めて実感することができました。

午後からは筋肉が動くときに発生する電気信号を調べる実験を行いました。腕を曲げた時にはっきりとした波のピークを観察することができました。

微弱な電流の測定ということで苦労する場面も多かったですが、今回の実験を通して、私たちの体が電気信号で動いているんだ、という事を実感できたのではないでしょうか?!